給与所得から差し引かれる源泉所得税

毎月の給与

国税庁が作成する「給与所得の源泉徴収税額表」を使用して、毎月、税額計算を行うことができます。この税額表には、甲、乙、丙の3種類があります。

税額表の分類 対象となる人 備考
1 甲欄 「扶養控除等申告書」を提出している人 ほとんどの給与所得者は甲欄です。
2 乙欄 「扶養控除等申告書」を提出していない人

 

1.     2か所以上の会社から給与をもらっている人で、主たる給与の支払者(会社)に対して「扶養控除等申告書」を提出している人などが該当します。

甲欄より税率は高くなります。

従たる給与についての扶養控除等申告書」を提出している人
3 丙欄 日雇いや短期間のアルバイト 給与計算に使う日額表

年末調整とは

収入金額が2,000万円以下の給与所得者(一般のサラリーマン)
その年の最後の給与支払日に、給与所得者が提出した「扶養控除等申告書」「保険料控除申告書」等に基づいて、給与の支払者が、給与所得の年税額を計算します。

  1. その年税額
  2. 毎月の給与と賞与から源泉徴収した所得税の合計額

年末調整によって年税額が確定した給与所得者は、他に収入がなければ税額の精算は終了し、「確定申告」を行う必要はありません

給与の金額が2,000万円を超える給与所得者
年末調整の対象外であり、確定申告を行う必要があります

国税庁HP

年末調整がよくわかるページ
https://www.nta.go.jp/gensen/nencho/index.htm

配偶者控除および配偶者特別控除の見直しについて
https://www.nta.go.jp/gensen/haigusya/index.htm